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『うちエコ!』

 『地球温暖化』に関するニュースが毎日のように流れています。オセアニアにある
島国ツバル、海抜5mしかないこの国が地球温暖化の影響で沈んでしまうかもしれ
ないと、コスモ石油のテレビCMで紹介されていたので、ご存じの方も多いと思いま
す。また、地下に永久凍土のある地域では、永久凍土が溶け始めたことによって、
地盤沈下が起き、穴が開いたり、電柱が傾いている様子がニュースで紹介されて
いました。日本にいれば、猛暑日が増えたとか、暖冬で雪不足だとか、多少の影響
はあるものの、生活そのものを脅かされるまでのことは実感できません。
しかし、私たちの住む地球を『ステキな地球』として後世に残してゆくためには、企業
だけではなく、私たち一人一人の心がけが大切です。
 環境省の提唱する『チーム-6%』は、温室効果ガスの排出量を1990年に比べて6%削減するための国民的プロジェクト。クールビズ、ウォームビズなど、排出量削減のための方法をいろいろと提案しています。『うちエコ!』もその一つ。『うちエコ!』とは、衣・食・住という身近なものそれぞれについて、ちょっとした工夫で地球のために役に立とうとする試みです。
 衣の『うちエコ!』
  ウォームビズを家でもやってみよう!というのが、衣の『うちエコ!』。はやりの機能性アンダーウェア
  などを身にまとったり、重ね着することで、暖房温度を下げたり、暖房を使わずに暮らす。最近は素材や
  色も様々なものがあるので、オシャレに楽しみましょう。
 食の『うちエコ!』
  何と言ってもまずは鍋ですね。最近はカレー鍋・チーズ鍋など、変わり種の鍋も流行っているし、定番の
  キムチ鍋は発汗作用もあって、より一層ポカポカに。鍋に限らず、温野菜のサラダなど、カラダの暖まる
  食材や調理法を工夫するのが、食の『うちエコ!』
 住の『うちエコ!』
  昔に比べ、省エネ家電が増えてます。エアコンや冷蔵庫など、電気代が何倍も違うなんて話もよく聞き
  ますね。そんな省エネ家電を使って、財布にやさしく、地球にもやさしい暮らしをおくりましょう。それだけ
  でなく、電気をこまめに消したり、使わないコンセントは抜くのもお忘れなく。これぞ住の『うちエコ!』。

 詳しくは、『うちエコ!』ホームページで。http://www.team-6.jp/try/uchieco/
ゆずり葉

 今年6月公開の『ゆずり葉』という映画をご存じでしょうか? 一般の映画館では、あまり上映され
ていないので、初めて聞くタイトルという方もたくさんいらっしゃるでしょう。公開直後は、雑誌ぴあ
映画満足度ランキングで1位を獲得したので、ひょっとしたらご存じの方もいらっしゃるかも。
 私には聾者の友人がたくさんいて、手話を勉強中であることをご存じの方もいらっしゃいますね。
実はこの映画、全日本ろうあ連盟の創立60周年を記念して制作された映画。偏見を受ける聾者の
苦悩を描いた映画なんですが、決して押しつけがましいものではなく、ナチュラルなラブストーリー
に仕上がっています。監督・脚本は、現在NHK「みんなの手話」出演中の早瀬憲太郎さん、息子
さんが聴覚に障がいのあるSPEEDの今井絵理子さんも出演されています。
 −あらすじ−
  ろう者への差別をなくす運動の記録映画制作を断念した敬一が30年ぶりに映画製作を再開し、
  俳優を目指している吾朗と出会う。
  つらい過去を背負う敬一と生き方を模索する吾朗、映画制作の中で格闘する2人。
  薬剤師試験に受かりながら、耳が聞こえないという理由で資格を得ることができない尚美の
  苦悶、
  尚美の姉でろう学校教員のさやかの吾朗への思い、姉妹は明日への希望に願いを込めて・・・。

 現在も各都道府県のろうあ協会等の主催で、市民センターなどのホールで上映され続けています。みなさんにぜひご覧いただきたい映画です。
 上映スケジュール・問い合わせ先など詳しくは、ゆずり葉ホームページで  http://www.jfd.or.jp/movie/
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馴染み深い『ケヤキ』

 日本人にとって、馴染み深い木の一つ、それがケヤキ。森のない都会でも、街路樹と
してたくさん植えられているので、誰もが何度も見たことあるはずの木です。「新緑は美
しく、紅葉も楽しめる」そんなケヤキは木材としても昔から使われてきました。神社仏閣
をはじめ古民家でも、柱・縁側・床の間など建物材として使われるだけでなく、タンスなど
の家具、お椀などの食器、さらには和太鼓の胴にまで。本当に幅広く使われてきました。
工房を始めた頃は、ケヤキを使ったこともあるんですが、その独特の木肌や色から、どう
やっても和風家具に仕上がってしまう・・・最近の住宅には和室もあれば洋室もあり、
どちらの部屋にも置いてもらえそうな家具づくりを基本とする当工房では、 そんなこんな
ですっかり使わなくなってしまいました。
 しかし馴染み深いことは間違いなく、それも単に好きというよりは「ケヤキ? おぉ素晴らしい〜!」とあがめるような雰囲気も。『ケヤキ神話』という言葉もあるとか、ないとか。それは別として、街を歩く際は、街路樹に目を配ってみましょう。『ケヤキ』と書いた札を見つけたら、「これかぁ〜」と思いつつ、その姿を眺めたり、ギザギザの葉っぱを観察してみたり。ちょっと得した気分になれるかもしれませんよ。
木のある暮らし
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 急に寒くなったり、また暖かくなったり。何を着て良いのか、考えさせられる日が続いていますね。工房のある篠山は、雪は少ないものの、冷え込みは厳しいのがいつもの冬です。ブログを振り返ってみれば、去年の初氷は12月7日。冬のスタートは遅いようです。車はスタッドレスタイヤに交換済みですけどね。
今年も暖冬なのかな? 嬉しいような寂しいような・・・
やっぱり冬は寒い方が。せっかく四季のある日本に生まれたんだから、それぞれの季節を楽しみたいですもんね。コタツにみかんでノンビリしたり、スキーに行ってみたり。
 ”木のある暮らしスローライフ通信 2009冬”号も、みなさまの暮らしを応援するスローな情報をお届けします。