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中村伸一郎  電話&FAX 079-555-2500
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木のはなし
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家具工房GAKUで使用する主な木について紹介しています。かなり私個人の好みや主観が入っています・・・。

 タモ
タモ モクセイ科の落葉広葉樹

あまり聞かない名前かもしれませんが、野球バットを作る材のひとつとして使われています。知らず知らずの間に手にしているかもしれませんね。同じタモでも軟式用はヤチダモ、硬式用はアオダモという木が主流です。家具に使うのはヤチダモなのですが、木目が比較的素直で一般的にイメージする木の色や肌に近いため、お客様にも人気です。シンプルな家具を作るといい感じに仕上がるので、家具工房GAKUの主力選手のひとつとなっています。
 ナラ・楢 (ミズナラ)
ナラ ブナ科の落葉広葉樹

いわゆるドングリの木のひとつです。木目がハッキリしていて重厚感のある材で、古くはウイスキーを寝かせる樽の材料として使われていました。また、ジャパニーズオークとして輸出され、イギリスのアンティーク家具や北欧の名作椅子にも使われていました。現在も手作り家具の材として広く利用されています。一般にも割と名の通った材なので、研究熱心なお客様の中には「ぜひともナラで!」と心に決めて来られる方もいらっしゃいます。
 ホワイトアッシュ
ホワイトアッシュ モクセイ科の落葉広葉樹

北米東南部に広く分布している木です。アメリカでは、”メジャーリーガー御用達!”タモと同じく野球バットの材料として使われています。アッシュは私の好きな材のひとつです。とても綺麗な白い木肌をしています。ちょっと白すぎるせいか、今まであまりご注文いただいたことがありません。年たたつと少し落ち着いてタモに近いいい色合いになるので、2度おいしい感じがするんですけどね。オススメです!
 ビーチ
ビーチ ブナ科の落葉広葉樹

日本で言うブナの木です。ブナと言えば、世界遺産に登録された白神山地のブナ林が有名ですが、ブナ林は日本各地にあるので、ぜひ森林浴に出かけて下さい。当工房ではドイツビーチを使っていますが、ヨーロッパでは木のおもちゃや子供向けの家具を作るのによく使われています。色合いは肌色で少し赤みがかっているので、お子様や女性向けの家具に使うといいんじゃないでしょうか。また、強く主張する木目ではないので、モダンなインテリアにも使われ始めています。
 カツラ・桂
カツラ カツラ科の落葉広葉樹

葉っぱはハート型のとてもかわいい葉っぱです。公園などにも植樹されているので、新緑の季節に見上げてみてください。きっと幸せな気分にしてくれます。カツラも私の好きな材です。我が家ではカツラのテーブルを使っています。軟らかいので傷つきやすいのですが、暖かみのある色と肌触りをしています。一般には木彫の材料としてよく使われています。また、反りにくいため、引き出しの側板にもよく使われています。当工房でもカツラを引き出しに使っています。
 セン・栓
セン ウコギ科の落葉広葉樹

センの葉っぱは大きな天狗のうちわ型をしています。森を散歩すると出会えるかもしれません。また、芽はタラの芽にそっくりですが、アクが強く、しっかりアク抜きしないとマズイそうです。
センの木肌はアッシュのように白いものの、木目はケヤキとそっくりです。着色したり、摺りうるしで仕上げると見分けるのが難しいほど。そのため、別名”ニセケヤキ”と呼ばれることもあります。加工がしやすいため、器、家具、楽器など幅広く使われています。
 クリ・栗
クリ ブナ科の落葉広葉樹

みなさんもご存知の通り、実は秋の味覚です。私の住む篠山でも”丹波栗”と言って、特産品のひとつとなっています。
立木の間は、実と同じで虫に食われたりするのですが、材としてのクリは、虫に食われることもなく、腐りにくいため、昔から日本家屋の土台や鉄道の枕木に使われてきました。木目は割とハッキリしていて力強く感じられます。まだ、あまり使ったことがないのですが、これから使っていきたい木のひとつです。