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日本語字幕

  家具工房GAKUが、聴覚障がい者との関わりを持つようになって2年になり
ます。主に2つのことに関わっています。一つはバレーボールチームの支援。
大阪で活動するチームと、今年台湾で開催されるデフリンピックに出場する
日本代表チームを応援しています。そしてもう一つが『「バベル」字幕の願いを
つなぐ市民の会』です。
 字幕の願いとは・・・聴覚障がい者や耳の聞こえにくくなったお年寄りでも邦画
などの映像を楽しめるよう、『全てのDVDに日本語字幕を付けることを義務づける
法律を作ってほしい』という活動です。
 誰もが楽しめるよう洋画には日本語字幕が付いてます。しかし、邦画などの映像には字幕のついていないことが多いのです。
 今まで映像に日本語字幕を付けることは製作会社の努力義務になっていました。コストの問題もあり、製作会社が自主的に日本語字幕をつけることが少ないのです。だからと言って、第三者団体などが字幕をつけようとしても、そこには著作権の壁が・・・。いちいち許可をもらわないといけませんし、そう簡単に許可されるものでもありませんでした。
 ところが、3月10日、「著作権者の許諾を受けることなく、映画や放送番組に字幕や手話の映像を付け加え、DVD等への複製を認める」という著作権法改正案が決定されたのです。2010年1月の施行を目指してます。今回の改正では、発表済みの全ての映画に字幕やsyわ映像を付けることが可能になるほか、聴覚障がい者に情報提供する公益法人だけでなく、特定非営利活動法人(NPO法人)が製作することも可能となります。
 製作会社に日本語字幕を義務づけることが最終的な目的ですが、今回の改正は大きな一歩となりました。

 聴覚障がい者が日本語字幕のない映像を見るのは、私たちが音のない映像を見るのと似ています。みなさんも一度、ボリュームを絞って、音のない映像を見てみてください。きっと楽しめないと思います。その経験を踏まえ、全ての人が映像を楽しむ為には何が必要か、考えていただけたら嬉しく思います。

  「バベル」字幕の願いをつなぐ市民の会  http://jimaku.blog.so-net.ne.jp/
               大阪支部        http://ameblo.jp/babel-osaka/
築城400年!

 工房のある篠山は、今年築城400年を迎えました。慶長14年(1609年)に着工した篠山城は、
その年の終わりにほぼ完成し、徳川家康の実子松平康重が初代城主として入城したのです。
今年は記念すべき築城400年なのです。お城と言えば、大阪城や姫路城のように天守閣を
持つお城を想像しますが、篠山城は元々天守閣のないお城です。立派な城壁の内側には、
床面積739.33uを誇る大書院が建っています。平屋ですが、その大きさは見応えがあります。
 そこで、篠山の魅力を際確認し、これからのまちづくりにつなげていくため、年間を通じていろ
んなイベントが開催されます。「丹波國篠山藩おもてなし料理と内緒の名跡巡りツアー」や
「まちなみアートフェアスティバル」なんて企画も。
 また、篠山によく出没し、ボタン鍋でも有名なイノシシをモチーフにしたゆるキャラ『まるいの』
も登場し、400年祭を盛り上げています。オフィシャルサイトでは、『まるいの』がどこに現れるかもチェックできますし、活躍する『まるいの』の様子は『まるいの日記』でご覧いただけます。
 篠山に来たことがある人も、来たことのない人も、今年は篠山を楽しむチャンス!!ぜひ、お越し下さい。休日なら、ETC上限1,000円の割引もありますしね。ついでに
工房にも立ち寄っていただけると嬉しいです。
  丹波篠山築城400年祭オフィシャルサイト  http://tanba.sasayama.jp/
  まるいの日記                   http://maruino.jugem.jp/
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神の木『クスノキ』

 神社に神木として祀られる巨木、『クスノキ』であることが少なくありません。『クスノキ』ご存じ
ですか? 板を削ってみると、タンス等で使う防虫剤『樟脳(しょうのう)』と同じ香りがします。それ
もそのはず、今でこそ化学合成して作られる樟脳ですが、昔はクスノキの葉や枝などのチップを
水蒸気蒸留して作られていたのです。
 木材としてのクスノキは、古くから木彫の材料として使われてきました。飛鳥時代に彫られた
仏像のほとんどがクスノキだそうです。そしてもう一つ、誰もが歴史の教科書で習った法隆寺の
『玉虫厨子』もクスノキでできています。法隆寺を訪れた際には、「あぁ、これはクスノキでできて
いるのか。」とチェックしてみて下さい。
 神木になるほどの巨木で幅広い材が取れ、しかも防虫効果あるので、近年はタンスも作られ
ていました。最近は大きな木も少なくなり、桐タンス以上にその数が減ってきており、とても残念
なことです。
木のある暮らし
スローライフ通信 2009春
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中村伸一郎  電話&FAX 079-555-2500
〒669-2413 兵庫県篠山市畑市249-1
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 長かった桜の季節も終わり、新緑の季節を迎えました。
ゴールデンウィークということもあり、みなさん様々な所へ旅行に出られているのかもしれませんね。
「みなさんが旅行に出かける=問い合わせが少なくなる」ということで、スローライフ通信を作るなど、デスクワークをこなしています。後半には友人の展示会へ出かけますが、残念ながら遠出はお預けです。
 ゴールデンウィークを楽しく過ごされましたか? それともETC1,000円ポッキリ割引の影響で大渋滞に巻き込まれ、お疲れですか?
  ”木のある暮らしスローライフ通信 2009春”号も、みなさまの暮らしを応援するスローな情報をお届けします。